Concept

里親カフェとは

皆さんは保護犬や猫という表現に対して
どのようなイメージをお持ちでしょうか?

崩壊ブリーダーから引き取った子たち、飼い主が飼育放棄をしてしまった子たち、飼い主から虐待を受けていた子たち、野良犬だった子たち、ブリーダーさんの下で繁殖犬として飼われていたが役目を終えて卒業した子たちと、その背景は多種多様です。
様々な愛護団体が保護犬・猫の譲渡事業をされておりますが、保護犬・猫と呼ばれている子たちの中でも一番多くの割合を占めているのが、ブリーダーさんの下で繁殖犬・猫として頑張り卒業した子たちなのです。

母犬1頭当たりの出産が認められるのは生涯に6回まで

動物愛護法の改正により、母犬1頭当たりの出産が認められるのは生涯に6回まで、年齢6歳までを上限とするという内容や、その他にも繁殖犬・猫の1頭当りの飼育人員の規制等、様々な変化がありました。母犬の身体の事を考えたり、飼育環境が改善されるという意味でとても喜ばしい事です。

一方でブリーダーさんの下を卒業した子たちの受け入れ環境は整備されていないのが現状です。
ブリーダーさん自身で里親を探したり、繁殖卒業後もペットとして生涯面倒を見るという考えのブリーダーさんも多く存在しますが、動物愛護法が厳しくなっていく中、若くして卒業していく子たちが年々増える事で、今のままでは犬や猫の里親探しにも限界が生じます。

よくテレビなどで取り上げられる悪質なブリーダーはほんの一握りです。
実際は犬や猫の事が大好きで、犬や猫について一所懸命に学び、飼育環境にも細心の注意を払いながらブリーディング業を営んでいるブリーダーさんが多く存在しています。
我々はこのようなブリーダーさんたちが自分の子供のように大事に育てた犬や猫が繁殖という仕事から卒業した後の余生について、ブリーダーさんたちに代わり素敵な家族との出会いをサポートするため、この事業を立ち上げました。

吉川美南駅徒歩1分という立地に70坪の常設施設

吉川美南駅徒歩1分という立地に70坪の常設施設を設置する事で、卒業犬・猫に興味を持っていただける方々と、いつでも触れ合えるような環境を整えました。卒業した子たちに、獣医師による健康診断をはじめ、悪いところがあれば治療も行い、加えて避妊手術、歯石除去、ワクチン・狂犬病接種等の処置を施して皆さんにご紹介する新たな仕組みを構築いたしました。
動物の健全な育成環境を創ること、及び殺処分0を目指す取り組みにご賛同いただける方々のご来場をお待ちしております。